ケーワン・エンタープライズには、経営理念十則というのがあります。
今日は、その十則の1つをご紹介したいと思います。

2.献身 他利の精神で仲間の成功を喜べ

素敵な言葉ですね。
これは、自らを生かし、他者の成功を心から祝福するという意味です。自分の利益を優先する者は、最終的には小さな成果しか残す事は出来ないと、とらえます。


しかし、人間というものは難しく、言葉が素直に心に入って来ないときもあります。
精神論になったり、時に説教になったり…。

そこで、この言葉の意味を論理的に理解できれば、なんて考えたりします。
感情論ではなく、理論に従って考えるとなかなか趣深いのです。


経済学には、ゲーム理論というものがあります。
ゲーム理論の基本的な考え方は、あるプレーヤーが意思決定をする際に、他のプレーヤーが自分の行動にどう対応してくるかを予想した上で、自分にとって最も有利となる行動を決定する、というものです。この理論で、お互いの戦略を前提に、双方のプレーヤーが最適な戦略を選択している状態をナッシュ均衡といいます。

ちょっと難しくなってきましたが、とっても簡単に言うと、有名な学者さんたちによって、経済活動やビジネスにおける様々な行動形態が、調査され、研究され、分析され、理論上証明されているということです。私たちの知らないところでも、よく使われています。

そのゲーム理論の1つである「囚人のジレンマ」をご紹介しますね。
これは、自分の利益だけを考えていると自分の利益を最大化できず、他者や社会への関心を持ち、それを考慮することによってはじめて自己の利益を最大化が可能になる場合がある、というものです。

お、なんか「他利の精神で仲間の成功を喜べ」に近づいてきましたね!


クイズだと思って以下を解いてみましょう。
①AさんとBさんは大親友です。でも、逮捕されちゃいました(笑)
②AさんとBさんは別々の檻に入れられ取り調べを受けていて、お互いに相手が何を話しているかわからない状況に置かれています。
③2人とも黙秘を貫けば、懲役3年ずつで済むが、自分が黙秘し相手が自白すると、自分は懲役10年、相手は無罪となります。自分が自白し、相手が黙秘した場合には自分は無罪、相手は懲役10年となります。2人とも自白した場合には懲役5年ずつとなります。

ちょっと③が難しいかもしれないので、表にまとめてみましょう。


解りやすいですね。
AさんとBさんお互いにとって一番良い選択は、ともに相手を信じ、黙秘を貫くことです!

しかし、人はこのような場合、「もしかしたら無罪、最悪でも懲役5年、ならば自白してしまおう」と思うでしょう。
Aさんが合理的に行動するのであれば、自白する非協力的行動を選択します。Bさんも同様です。
その結果、協力した方が望ましいにも関わらず、このゲームではお互いが自白し、非協力的な行動をとることがナッシュ均衡となってしまうのです。
見えなくても、相手のことを信じ、黙秘を貫けば、2人とも懲役3年で済んでいたのですが…。

ということで今日のお話のまとめです^^

自分の利益を優先する者は、最終的には小さな成果しか残す事は出来ないのです!


今、素敵な部署で働いています。課長も係長もいつも課員を気遣って下さいます。
課員同士仲も良く、助け合い、支え合い、得意分野で苦手分野をカバーし合っています。
うちの部署は、捕まってもみんな懲役3年でOKですね(笑)

職場に他利の精神が溢れる組織、それがケーワン・エンタープライズであることを信じ、今日もお仕事頑張ります!

この記事を書いた人

三成
三成
流浪の末、やっと奉公先が見つかりました。新しく立ち上がった部署で、やりがいを感じながら頑張っています!(舌バカですが)グルメと読書に興味があります。