前回に引き続き今回もイラレの使い方を
一緒に勉強していきましょう。
先日ちょうど
名刺の作成の案件がありましたので
ちょうどいいタイミングなので
最初は名刺を作って行く事としましょう
名刺を作成する時に
先に考えなくてはならないことが幾つかあります
まずは
①納期はどれくらいなのか!?
何故そこを気にするのか!?
入稿してから納品までの日数によって
値段が変わるからです。

プリントパックHPより
これは安いと言われるネットで見る印刷屋も該当します。
②両面印刷なのか片面印刷なのか

プリントパックHPより
これも重要で両面と片面じゃ倍値段変わってくる場合あります。
③データは白黒かカラーか!?

プリントパックHPより
これも白黒の方がもちろん安くてカラーの方が高くなります。
最近は白黒もカラーも値段変えません!
なんていう印刷屋をネットで見かけました。
④紙質は?紙の厚みは?

プリントパックHPより
紙質、紙の厚みによって値段も変わってきますので
要注意。
⑤何枚作るんですか?

プリントパックHPより
多ければ多いほど全体のコストは高くなりますが
1枚単価は下がります。
発注が少ないと当然、1枚単価が高くなります。
以上の事を踏まえ、その時にあった業者を選びましょう。
そしてまずは雛形をダウンロードしましょう
今回は弊社近くにキンコーズがあるのでキンコーズを例にします
大体今の所色んな入稿業者はホームページ上で
テンプレの配布をしていますので
それをダウンロードして使うと早いです。
開くとこんな感じ

名刺がタテなのかヨコなのか
考えて作ります
そしてこのデータの水色の線の意味ですが
こんなかんじです

作っていきましょう。
文字の入力方法等はコチラで


データ内にも注意書きがありますが
■.全面印刷の場合塗り足し分まで画像やオブジェクトが作成されていますか?
■.画像ファイルは埋め込まれていますか?
■.文字のアウトラインをとっていますか?
■.入稿される店舗のバージョンに保存されていますか?
上記のものも注意が必要です
続いて入稿セットの確認です

最低でも
◯入稿用データ(アウトラインあり)
◯完成見本(JPG or PDF)

が必要です
それ以外に元データだったりも下さいって所もありますので
そこは業者にお問い合わせ下さい。
名刺くらいの内容だと指示書まではいらないと思います。
PDF仕様書も必要無いと思います
セットが出来たらそれを持って手持ちの持ち込み入稿なのか
データ入稿なのかでその時にあった入稿して
あとは祈るだけですね。

余談ですが
急ぎ入稿の場合
ネットだと心配…
実店があって24時間営業
困ったときのキンコーズって事で
キンコーズで入稿するとなると

データ持ち込みカラーで2400円(20枚)
最短で3時間お渡しのスピード仕上げだと2400円+2400の30%が乗ってきますので
3120円
それの両面だと3120円×2
20枚の名刺作成で6240円!!!
ムムム!
名刺一枚あたり312円の計算
名刺交換のたび312円と考えたくない
割高ですけど
時間をお金で買う感じですね
紙の入稿って本当に実戦して
経験値貯めるしか無いと思うんですよね。
やってるとワケの解らないトラブルにあったりするのも経験だし
入稿業者になんかワケの解らない怒られ方したりするのも経験ですよね。
名刺の作成って実際凄く多い案件だから
経験しておくべきだと思います
自分の名刺は自分でデザイン作って
業者に入稿まで自分でやるってのが
経験値貯める意味でも
いいんじゃないかな―と思います。
皆さんも名刺作ってみてください。
ではでは
