
後編を書くのも、マラソンも遅いハッシー元木です。
渾身の2部作‼ここに完結!
前編は>>こちら
お待たせしました、お待たせし過ぎたかもしれません、後編スタートです。
参加してみて、まず思ったのは沿道の観客の多さです。
そして皆さん熱心に応援してくれるんです。

この応援に後押しされて、立ち止まってても5メートルぐらい
進むんじゃないでしょうか。
こんなに応援される事は滅多にないので
これだけでも参加費7000円分の価値はありますね。
超気持ちイイです♪

太鼓での応援が多めですが、鼓舞するとはよく言ったもので
太鼓の音が聞こえると元気が湧いて来ます。

5分の1を走りました、全然余裕です。
清々しいです、スポーツって素晴らしいです。
ちなみに8キロ地点で、折り返してきた先頭集団とすれ違いました。
あれは全く別の競技「30キロメートル走」という短距離種目だと思い込み
マイペースで走りましょう。

10キロ地点、快調♪快調♪
ペースメーカーに素晴らしいランナーを発見!!

カップラーメンさんです。
この格好で走ってるんだから沿道の子供達に大人気。
「ラーメン頑張れ〜」と応援されまくりです。
後ろにピッタリくっついてラーメンさんの人気に
あやかろうじゃありませんか。

見失いました。ラーメンさん、あの格好で走るの速い・・・
かぶり物とかコスプレ的な格好で走ってる人が多いんですけど
ラーメンさんのように全身フル仮装で走ってる人もチラホラ見かけます。

こちらのロボット生命体もそのひとり。
しかも、元木より断然速いんですよ、恐れ入ります。
ペースメーカーを失って、そろそろ疲れも感じてきたところで
折り返し地点。

折り返し地点に谷田部さん登場!!

谷田部さんには
このマラソンに出るにあたって色々アドバイスを貰っていました。
そしてこんな青梅の山の中まで駆けつけてくれたんです!
どこまでも優しいです。
谷田部さんに、大会前、一度20キロ走る経験をしておいた方がいいとアドバイス
されてたんですけどね、走ってないんですよね 。
なので、これ以上先は未体験ゾーンなんです。
そしてここからが超・超・超キツかったです。


もう、なってますよロッキーに。
グロッキーですけどね。
20キロ地点を通過した頃には、ヘロヘロです。
周りの参加者も、歩いてる人が増えてきました
元木も、歩いた方が速いんじゃないかってぐらいのスピードで走ってます。
そして、こんな疲れ切った後方集団にも、沿道の皆さんは帰らずに応援し続けてくれるんです。結構チョコとかおまんじゅうとか頂けるんです。
ただもう、それに手を伸ばす元気がありません。
卑屈な笑顔で会釈を返すのが精一杯です。
そんな中、大会スタッフの人が
「関門あるよ〜」と参加者に声をかけ始めました。
初めてなので関門の意味がわかりません。
このクソ疲れた状況でクイズに答えたり、
小麦粉に顔を突っ込んで飴を探したりするのか、などと考えていると
どうやら制限時間内に通過しないといけないポイントを関門と
いうらしく元木は現在、絶賛ギリギリ中なんですね。
家族を呼んでおいて失格は嫌なので、振り絞ります。
なんとか関門超えれましたよ。
もう無理です歩きます。
テクテク、テクテク・・・
「関門あるよ〜」
なんとか間にあった。
テクテク・・・
「関門あるよ〜」
エンドレス関門、悪夢です。
その上、走っていた時は体が温まっていましたが
今、ほぼ歩いてるんです、2月に半袖短パンで。
超寒いです。

ようやく待ちくたびれた様子の家族の前に来れました。

家族の温かさとウィンドブレーカーの暖かさで少し元気が出ました。
まだやれます!
ゴールまであと、3キロ。
青梅の商店街に戻って参りました!!
いや〜長かった。いい経験ができました。
脳内ではサライが流れ始め、加山雄三とハグしてます。
そして、いよいよゴール。
ゴールの前に人影が、
ゴールする人にハイタッチで祝福してます!
これはテンション上がりますとも
パッシ〜〜〜ン!!
4時間前にファンになりましたが超嬉しいです!!
さて、ウィンドブレーカーのジッパーを下げ、
ゼッケンを見えるようにします。
どこかでゴールの瞬間を撮影してるであろう奥さんに
フォトジェニックな旦那がシャッターチャンスを演出。

タイムは4時間1分39秒
ゴールの感動が醒めないうちに家族に電話です。
しかも、30キロの部はゴールの制限時間が4時間以内らしく
公式リザルトにゴールした記録が残りません。

首にかけてるのが完走者の記念品、良い生地のタオルです。
一応貰えました。
でも、リザルトとゴールの写真が欲しい・・・
これは、いつの日かリベンジ・・・
リベン・・・
・・・
株式会社ケーワン・エンタープライズに入社して代わりにリベンジしてくれませんか?
スニッカーズあげますから。
